AGA治療における公的医療保険の適用について

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美容皮膚科や専門病院などでAGA治療を受ける場合の費用は高額になります。その理由の一つは院内治療においてしばしば特別な医療機器や薬品が用いられることが挙げられますが、もう一つの理由として、厚生労働省の方針によりAGA治療には公的医療保険が適用できないことが挙げられます。

通常、公的医療保険が適用される場合は、患者は年齢等に応じて治療費の2~3割にあたる金額を負担することになります。しかし、公的医療保険が適用出来ない診療の費用は、全額が患者による自己負担となります。AGA治療では内服薬や外用薬の処方を受けるだけでも1回あたり1万円前後の費用が、育毛メソセラピーやHARG療法などの特殊な治療法の場合には数万円から数十万円の費用がかかります。通院する際の交通費なども含めると、患者の負担額はかなりのものになります。

AGA治療にかかる費用を抑える方法には、個人輸入等で治療薬を手に入れるなどして自分で治していく方法がありますが、公的医療保険の適用を受けられないだけでなく、薬の服用により身体に異常が生じた場合は全て自己責任になります。自分で治療できる自信がないのであれば、費用が高額であっても医療機関でAGA治療を受けるべきでしょう。